MikroTik を L3SW ライクに Access / Trunk ポートを設定する
MikroTik を L3SW のように設定した際のコンフィグをメモしておきます。具体的には MikroTik に VLAN を設定し、ダウンリンク側はアクセスポート、アップリンク側はトランクポートとして設定します。
MikroTik を L3SW のように設定した際のコンフィグをメモしておきます。具体的には MikroTik に VLAN を設定し、ダウンリンク側はアクセスポート、アップリンク側はトランクポートとして設定します。
MikroTik の RouterOS を L2TP サーバにする設定例をメモしておきます。macOS からのみ、接続確認しました。
「複数のプロトコルで同じ経路を学習している場合、どのプロトコルを優先するか?」という指標を、各社で以下のように呼んでいます。一般的には「値が小さい程、優先される」という振る舞いをします。
メーカー | 呼び方 |
---|---|
Cisco | 「Distance」または「Administrative Distance」 |
Juniper | 「Route Preference」 |
MikroTik | 「Distance」または「Route Distance」 |
稀に「〜 プロトコルの AD 値は xx だよね」と回答される方がいますが、この「優先指標」は各社の実装によって差があります。ですので、「Cisco の値しか知らない」「各社製品が全て同じ値だ、と思い込んでいる」と、意図しないトラフィックフローを設計してしまう可能性があります。例えば、以下のような注意点があります。
代表的なプロトコルを一覧にすると、以下の通りです。MikroTik RouterOS の Distance は全て Cisco ISO と同じです(ちなみに「MME」とは RouterOS 独自のルーティングプロトコルです)。
RouterOS は比較的頻繁に更新されており、誰でも MikroTik の公式ダウンロードページ からダウンロードすることが可能です。今回は RouterOS と Firmware のアップグレード&ダウングレード手順をメモしておきます。具体的には以下の手順をメモしておきます。
MikroTik の RouterBoard シリーズは OpenWrt に入れ替えることが出来ます。OpenWrt は機能も豊富で遊び甲斐がありますが、RouterOS に戻したくなる時もあります… そういった時は MikroTik が公式に配布している「Netinstall」というツールを使うことで簡単に RouterOS へ戻すことが可能です。尚、「OpenWrt 化 / RouterOS への戻し」作業に不慣れなうちは、コンソール付きの機種で試すことをオススメします。
MikroTik 製品は全般的に安価です。しかしながら、MikroTik 製品に搭載されている RouterOS は 豊富な機能 を持っています。ローエンドモデルであれば家電店の店頭に並んでいるルータと大差無い価格で手に入りますが、RouterOS が搭載されているので(一部の機能はライセンスレベルに依存しますが)動的ルーティング、VPN、ファイアウォール、MPLS 等の比較的高度な機能も利用することが出来ます。今回は RouterOS を使って基本的な MPLS(L3 VPN)を設定してみます。具体的には「OSPF、BGP(Route Reflection)、MPLS(LDP)、VRF」等を設定していきます。
検証で RADIUS サーバを用意したい場合、以下のような方法があります。もちろん、フリーウェアを探してみる… と言った手段もあると思います。
他の手段として、MikroTik の RouterOS を使うと手軽に RADIUS サーバを作ることが出来ます。今回は CHR(Cloud Hosted Router)を RADIUS サーバとして設定し、Cisco IOS へのログイン認証を処理させます。
Cisco VIRL の Subtype に MikroTik CHR(Cloud Hosted Router)を import する際の JSON をメモしておきます。
Cisco、Juniper、MikroTik で IPv6 を使った eBGP Peer を設定してみます。
MikroTik で SNMP を設定するのは簡単です。今回は RouterOS 6.33.1 で試しました。