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Misc

Traceroute で利用されるプロトコル

Traceroute で利用されるプロトコルは OS によって異なります。 各々、以下がデフォルトのようです。 大部分の OS は「UDP」ですが、Windows のみ「ICMP」ですのでトラブルシューティング時は注意が必要です。

OS Protocol
IOS UDP
IOS-XE UDP
NX-OS UDP
ASA UDP
Linux UDP
macOS UDP
Windows ICMP

Linux や macOS の場合、以下のように -I オプションを指定することで ICMP による Traceroute を実行することが可能です。

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traceroute -I 10.0.0.1

AT&T の Looking Glass に TELNET アクセスしてみる

インターネット上の経路を確認する際には Looking Glass を使います。 様々な ISP が Looking Glass を公開しており、Web UI で提供されるものが多いようです。 しかし、以前から AT&T の提供する route-server.ip.att.net は CLI でログインすることが出来ます。 余談ですが、以前は route-server.ip.att.net は Cisco ルータだったのですが、かなり以前から Junos に変更されています。

httpbin.org を使って X-Forwarded-For をテストする

以前に書いた CLI から curl でグローバルアドレスを取得する でも触れましたが、httpbin.org を使うと HTTP / HTTPS のテストに便利です。 httpbin.org を使えば「X-Forwarded-For が挿入されているか?」「どのような値が挿入されているか?」を簡単に確認出来ます。 利用方法は httpbin(1): HTTP Request & Response Service に書かれていますが、具体的には以下を実行するだけです。 HTTPS で実行したい場合はプロトコルを https へ変更します。

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curl -s http://httpbin.org/headers\?show_env=1

以下に HTTP / HTTPS でクエリーしたサンプルを例示しておきます。

ANTLR チュートリアルを試す

ANTRL とは g4 と呼ばれる文法ファイルを入力し、構文木の解析を行う解析器を自動生成してくれるツールです。 公式サイトでは以下のように説明されています。

ANTLR (ANother Tool for Language Recognition) is a powerful parser generator for reading, processing, executing, or translating structured text or binary files. It's widely used to build languages, tools, and frameworks. From a grammar, ANTLR generates a parser that can build and walk parse trees.

今回は公式サイトにあるチュートリアルを実行した手順をメモしておきます。 検証は Ubuntu 22.04LTS 上で行いました。

python-pptx を使って PowerPoint のコアプロパティを表示する

python-pptx を使うと Python のコードから PowerPoint ファイルを操作することが出来ます。 コアプロパティには「作成者」「会社」「マネージャー」などの情報が含まれます。

file

これを使ってファイルのコアプロパティ情報を出力するサンプルをメモしておきます。 今回は RockyLinux8 と Python3.9.6 でテストしました。