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VMware

VMware ESXi へパスワード無しで SSH ログインするには

検証用の VMware ESXi にはパスワード無しで手軽にログイン出来ると何かと便利です。今回は公開鍵方式を使うことでパスワード入力を省略し、ESXi ホストに SSH ログイン出来るように設定します。以下の環境を用いました。

項目
SSH クライアント側 Ubuntu 14.04.2 LTS
SSH サーバ側 VMware ESXi 5.5.0 Update 2

尚、ESXi 側では事前に SSH サービスを有効化してあるものとします。

vSphere ESXi 上の仮想マシンで VT-x を有効化するには

ESXi 上で ESXi を検証する場合(いわゆる「Nested ESXi」)、仮想マシンで VT-x 等の仮想化支援機能を有効化する必要があります。設定の流れは以下のようになります。

  1. ホスト側 ESXi で vhv.enable = TRUE を設定する
  2. ゲストマシンの構成で VT-x を有効にする
  3. (Nested ESXi 構成の場合等は)ゲスト側 ESXi でも vhv.enable = TRUE を設定する

ESX on ESX 構築時の注意点(メモ)

VMware を検証する際に物理ホストの台数を集めるのが難しければ、ESX 上で ESX を動作させる、いわゆる「ESX on ESX」構成にすることが出来ます。ただし、ESX on ESX 構成にするには少々、コツが必要ですので、以下にメモしておきます。

ovfTool を使い、OVA を VMX フォーマットに変換する

BIG-IP や FirePass のトライアル版は OVA フォーマットで提供されており、VMware ESX ですぐに利用することが出来ますが、VMware Fusion では利用することが出来ません(少なくても 3.1.2 では・・・たぶん)。しかし、ovfTool を使うことで OVA フォーマットを VMX フォーマットに変換することが出来るので、BIG-IP や FirePass のトライアル版を VMare Fusion を使うことが出来ます。ovfTool は下記で提供されています。

Windows 版や Linux 版もありますが、Mac であれば「VMware OVF Tool 2.0.1 for Mac OSX」をダウンロードします。