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Windows

初期設定/修正プログラム適用済みの Windows 10 評価版イメージを作成する

vSphere 上で Windows 10 を評価する際、Microsoft の Web サイトから評価版イメージをダウンロードしてきて、そのイメージから仮想マシンを作ると毎回、「初期設定」や「Windows Update」する必要があって面倒です。 勿論、ある程度初期設定した Windows をテンプレートとして用意しておき、sysprep して使い回せば良いのですが、NTLite というツールを使えば「初期設定済み」「Windows Update 済み」の Windows インストールイメージを作成することが出来ます。 今回は NTLite の使い方をメモします。

Windows10 の評価ライセンスの期間を延長する

Microsoft のサイトから Windows 10 の評価版イメージをダウンロードすることが出来ます。 Windows 10 の場合は 90 日間の評価期間があります。 更に Windows 標準ツールである slmgr を使うと評価ライセンスの有効期限を延長することが出来ます。

WSL へ neovim をインストールする

先日、CentOS8 に neovim をインストールする というメモを書きました。 WSL (Ubuntu) 環境にも同じ手順でインストール出来るのですが、WSL 環境では FUSE が有効になっていない為、ダウンロードしてきた appimage を展開して利用する必要があります。 1 行コマンドを実行するだけなので面倒では無いのですが、今回は WSL へパッケージマネージャの apt を使って neovim をインストールする手順をメモしておきます。

WSL でマウントしたファイルシステムでもパーミッションを扱えるようにする

WSL は一般的には「VolFs」と「DrvFs」の、ふたつのファイルシステムを併せて運用することになると思います。

  1. VolFs (WSL 内部を管理する。 WSL 上にインストールされたディストリビューションを管理するファイルシステム)
  2. DrvFs (WSL 外部を管理する。 WSL 上からマウントされた外部 (NTFS など) を管理するファイルシステム)

ですが、デフォルトの状態では DrvFs でパーミッションを細やかに管理することが出来ません。 WSL のファイルアクセス許可には下記のように書かれています。

ファイルにメタデータが関連付けられていない場合は、Windows ユーザーの有効なアクセス許可を読み取り/書き込み/実行ビットに変換し、ユーザー、グループ、およびその他の同じ値として設定します。 たとえば、Windows ユーザーアカウントに読み取りと実行のアクセス権があり、ファイルへの書き込みアクセスが許可されていない場合は、ユーザー、グループ、およびその他の r-x として表示されます。 ファイルに Windows で ' 読み取り専用 ' 属性が設定されている場合、Linux では書き込みアクセス権は付与されません。

ですが、DrvFs をマウントする際に metadata オプションを指定することで、パーミッション情報をメタデータに保存することが出来るようになります。

Windows で fileutil を使って指定サイズのダミーファイルを作成する

Windows 10対応:巨大サイズのファイルを簡単に作る(fsutilコマンド編)に書かれている通り、Windows では fsutil file createnew [FILENAME] [SIZE] を使うことで指定サイズでダミーファイルを作成することが出来ます。 区切りの良いサイズごとのコマンドサンプルをメモしておきます。

No. ファイルサイズ コマンド
1 1K fsutil file createnew 1K 1024
2 10K fsutil file createnew 10K 10240
3 100K fsutil file createnew 100K 102400
4 1M fsutil file createnew 1M 1048576
5 10M fsutil file createnew 10M 10485760
6 100M fsutil file createnew 100M 104857600
7 1G fsutil file createnew 1G 1073741824
8 10G fsutil file createnew 10G 10737418240
9 100G fsutil file createnew 100G 107374182400

Windows Server 2016/2019 は GUI ←→ CLI の変更は出来ない

最近の Windows Server には同じバージョンであっても以下のように

  1. Desktop Experience (GUI)
  2. Server Core (CLI)

Windows Server 2012 であれば PowerShell で以下を実行することにより GUI 機能をアンインストールし、Server Core へ変換することが出来ました。

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Uninstall-WindowsFeature Server-Gui-Mgmt-Infra,Server-Gui-Shell -Restart
しかし、Server Core のインストール には以下の記載がありました。