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BIG-IP での SNMP アクセス範囲の設定例

BIG-IP で SNMP アクセス許可範囲を設定する際、「どの IPv4 アドレスからでも許可する」つもりで設定しても、実際には上手く SNMP アクセス出来ないことがあります。今回は SNMP 設定(allowed-addresses 設定)の注意点について記載します。今回は TMOS 12.x 系で試してみます。

RouterOS をアップグレード/ダウングレードする

RouterOS は比較的頻繁に更新されており、誰でも MikroTik の公式ダウンロードページ からダウンロードすることが可能です。今回は RouterOS と Firmware のアップグレード&ダウングレード手順をメモしておきます。具体的には以下の手順をメモしておきます。

  • RouterOS
    1. RouterOS を最新 OS にアップグレードする(WebFig / CLI)
    2. RouterOS を指定 OS にアップグレードする(WebFig / CLI)
    3. RouterOS を指定 OS にダウングレードする(WebFig / CLI)
  • Firmware
    1. Firmware をアップグレードする(WebFig / CLI)

OS X で Wireshark を複数ウインドウ開くには

何か問題が発生した時、Wireshark / tcpdump / tshark 等でパケットをキャプチャし、解析したい場合があります。しかし、OS X 版の Wireshark は通常だとウインドウがひとつしか開かない為、「複数のパケットキャプチャ結果を並べて表示し、比較する」ということが出来ません。こういった場合は以下のコマンドを実行することで Wireshark のウインドウを複数、開くことが出来ます。

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open -n /Applications/Wireshark.app/

これで複数のキャプチャ結果を並べて表示し、比較&解析出来ます。

OpenWrt 化した RouterBoard を RouterOS に戻す

MikroTik の RouterBoard シリーズは OpenWrt に入れ替えることが出来ます。OpenWrt は機能も豊富で遊び甲斐がありますが、RouterOS に戻したくなる時もあります… そういった時は MikroTik が公式に配布している「Netinstall」というツールを使うことで簡単に RouterOS へ戻すことが可能です。尚、「OpenWrt 化 / RouterOS への戻し」作業に不慣れなうちは、コンソール付きの機種で試すことをオススメします。

スクリプト中で実行しているコマンドを表示する

普通にシェルスクリプトを書くと実行結果のみが表示され、『実行しているコマンドそのもの』は表示されません。「試験結果のエビデンスとして、結果と共にコマンドも残したい」「スクリプトをデバッグしたい」といった場合は実行結果だけでなく、実行したコマンドも表示されると便利です。今回は「スクリプト中で実行しているコマンドも表示する方法」をメモします。

RouterOS での基本的な MPLS 設定

MikroTik 製品は全般的に安価です。しかしながら、MikroTik 製品に搭載されている RouterOS は 豊富な機能 を持っています。ローエンドモデルであれば家電店の店頭に並んでいるルータと大差無い価格で手に入りますが、RouterOS が搭載されているので(一部の機能はライセンスレベルに依存しますが)動的ルーティング、VPN、ファイアウォール、MPLS 等の比較的高度な機能も利用することが出来ます。今回は RouterOS を使って基本的な MPLS(L3 VPN)を設定してみます。具体的には「OSPF、BGP(Route Reflection)、MPLS(LDP)、VRF」等を設定していきます。

RADIUS をテストするには

RADIUS サーバの構築後にテストを実施する際、「実際に RADIUS クライアントとして設定したネットワーク機器やサーバへ SSH ログインし、RADIUS サーバで上手く認証されるか?を確認する」ことは、もちろん可能です。しかし、他にも(実際のログイン処理では無く)『テストコマンドで RADIUS 認証の挙動を確認する』方法があります。まずはテストコマンドで動作を確認し、上手くいったら実際のログインテストを試す… というのが最もスマートだと思います。メジャーなところでは以下のような方法があります。

  1. FreeRADIUS 付属の radtest を使う
  2. Cisco IOS の test aaa を使う

今回はこれらの RADIUS のテスト方法について記載してみます。RADIUS サーバには MikroTik の RouterOS を使いました。

RouterOS を簡易 RADIUS サーバとして設定する

検証で RADIUS サーバを用意したい場合、以下のような方法があります。もちろん、フリーウェアを探してみる… と言った手段もあると思います。

  1. Linux で FreeRADIUS を使う
  2. Windows Server 2012 以降の NPS(Network Policy Server)を使う
  3. NetAttest EPS、NetWyvern RADIUS、Account@Adapter+ のようなアプライアンス(の、評価版)を使う

他の手段として、MikroTik の RouterOS を使うと手軽に RADIUS サーバを作ることが出来ます。今回は CHR(Cloud Hosted Router)を RADIUS サーバとして設定し、Cisco IOS へのログイン認証を処理させます。