Cisco ACI を CLI から curl を使って制御する
Cisco ACI には主に以下のような状態確認/設定変更の手段があります。
- Web GUI
- (Web GUI に付属する) API Inspector
- Visore
- Cobra SDK
- APIC REST to Python Adapter
- ACI Toolkit
- APIC 上の CLI
今回は外部 Linux の CLI 上から curl を使って「ACI へのログイン / テナントの作成 / 削除」を実施してみます。
Cisco ACI には主に以下のような状態確認/設定変更の手段があります。
今回は外部 Linux の CLI 上から curl を使って「ACI へのログイン / テナントの作成 / 削除」を実施してみます。
Cisco VIRL 上で幾つかのネットワーク機器に (Trap では無く) SNMP Poll だけを設定し、Linux からホスト名を SNMPGet してみます。Poll の最小設定であれば、少なくても今回扱った機器は全て一行で設定出来ます。
OS X には Homebrew というパッケージマネージャがありますが、これを Linux に移植した Linuxbrew というソフトウェアがあります。Linuxbrew には以下のようなメリットがあります。
今回は Ubuntu 15.10 に Linuxbrew をインストールしてみます。
BMP とは「BGP Monitoring Protocol」のことで、現在は標準化に向けて IETF のドラフト段階 (draft-17) にあります。
BMP サーバの実装はまだ数が少ないようですが、今回は ryu に付随する BMP サーバを IOSv、XEv、XRv、Junos と組み合わせて試してみます。
NX-OSv も試してみたのですが、後述の通り BMP の設定が出来ませんでした。
GoBGP は Go 言語で実装された BGP デーモンです。VIRL 上でネットワーク機器と組み合わせて使うと BGP の検証をする際に便利です。今回は簡単な使い方をメモしておきます。
Ubuntu 15.10 の自動インストール .iso イメージを作成する手順をメモしておきます。セキュリティは一切、考慮していませんので、実際に利用する際は「ユーザ名やパスワードを変更する」等の対応が必要です。
ネットワーク機器では一台で複数のルーティングテーブルを保有出来る機器があります。こういった機能のことは各社毎に呼び名が異なります。一例を挙げると以下の通りです。
メーカー | 呼び名 |
---|---|
Cisco | VRF (Virtual Routing Forwarding) |
Juniper | Routing Instance |
F5 Networks | Route Domain |
Cisco 製品を例にとると、通常は実行するコマンド毎に参照するルーティングテーブルが所属する VRF 名を指定します。IOSv で「VRF-1 のルーティングテーブルを参照して Ping を実行する」場合は以下のようになります。
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これを連続して実行すると以下のようになります。数が多くなってくると都度、VRF 名を指定するのが面倒になってきます (操作ミスも増えます)。
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このような場合、以下のコマンドで「VRF 名の指定を省略した場合に参照されるデフォルト VRF」を指定することが出来ます。
IOSv / IOS-XE / NX-OSv | IOS-XRv | |
---|---|---|
RoutingContext を指定 VRF に変更する | routing-context vrf VRF-NAME | set default-vrf VRF-NAME |
RoutingContext を default/global に戻す | routing-context vrf default | set default-vrf none |
尚、このコマンドは 1 セッションの間のみ、有効です。例えば、Routing Context を変更後にログアウトし、再ログインすると default/global VRF に戻ります。以下の環境で試してみます。
VIRL にはデフォルトで Ubuntu のイメージが登録されています。VIRL 1.0.26 だと Ubuntu 14.04.2 LTS が登録されていました。
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今回は VIRL 上で Ubuntu を使ってみます。
Cisco VIRL で IOS 等を検証する際に「よく使うコンフィグのテンプレート」をメモしておきます。機種によって異なりますが、概ね以下のような方針にしています。(仮想環境では無く) 実機で検証する際はこれらに加え、コンソールポートのスピードを速くする等、微修正しています。
あくまで検証環境用のコンフィグ・テンプレートな点はご注意を!
Cisco IOS で「BGP の MED 属性を(ゼロでは無く)除去し、missing な状態に戻して広告出来るか?」試してみました。結論から述べると上手くいきませんでした。機会があれば「何か方法が無いか?」を深掘りしてみようと思います。また、IOS-XR や NX-OS、JUNOS での振る舞いも、改めて確認してみようと思います。