GoBGP の基本的な使い方
GoBGP は Go 言語で実装された BGP デーモンです。VIRL 上でネットワーク機器と組み合わせて使うと BGP の検証をする際に便利です。今回は簡単な使い方をメモしておきます。
GoBGP は Go 言語で実装された BGP デーモンです。VIRL 上でネットワーク機器と組み合わせて使うと BGP の検証をする際に便利です。今回は簡単な使い方をメモしておきます。
Ubuntu 15.10 の自動インストール .iso イメージを作成する手順をメモしておきます。セキュリティは一切、考慮していませんので、実際に利用する際は「ユーザ名やパスワードを変更する」等の対応が必要です。
ネットワーク機器では一台で複数のルーティングテーブルを保有出来る機器があります。こういった機能のことは各社毎に呼び名が異なります。一例を挙げると以下の通りです。
メーカー | 呼び名 |
---|---|
Cisco | VRF (Virtual Routing Forwarding) |
Juniper | Routing Instance |
F5 Networks | Route Domain |
Cisco 製品を例にとると、通常は実行するコマンド毎に参照するルーティングテーブルが所属する VRF 名を指定します。IOSv で「VRF-1 のルーティングテーブルを参照して Ping を実行する」場合は以下のようになります。
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これを連続して実行すると以下のようになります。数が多くなってくると都度、VRF 名を指定するのが面倒になってきます (操作ミスも増えます)。
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このような場合、以下のコマンドで「VRF 名の指定を省略した場合に参照されるデフォルト VRF」を指定することが出来ます。
IOSv / IOS-XE / NX-OSv | IOS-XRv | |
---|---|---|
RoutingContext を指定 VRF に変更する | routing-context vrf VRF-NAME | set default-vrf VRF-NAME |
RoutingContext を default/global に戻す | routing-context vrf default | set default-vrf none |
尚、このコマンドは 1 セッションの間のみ、有効です。例えば、Routing Context を変更後にログアウトし、再ログインすると default/global VRF に戻ります。以下の環境で試してみます。
VIRL にはデフォルトで Ubuntu のイメージが登録されています。VIRL 1.0.26 だと Ubuntu 14.04.2 LTS が登録されていました。
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今回は VIRL 上で Ubuntu を使ってみます。
Cisco VIRL で IOS 等を検証する際に「よく使うコンフィグのテンプレート」をメモしておきます。機種によって異なりますが、概ね以下のような方針にしています。(仮想環境では無く) 実機で検証する際はこれらに加え、コンソールポートのスピードを速くする等、微修正しています。
あくまで検証環境用のコンフィグ・テンプレートな点はご注意を!
Cisco IOS で「BGP の MED 属性を(ゼロでは無く)除去し、missing な状態に戻して広告出来るか?」試してみました。結論から述べると上手くいきませんでした。機会があれば「何か方法が無いか?」を深掘りしてみようと思います。また、IOS-XR や NX-OS、JUNOS での振る舞いも、改めて確認してみようと思います。
bash 上でファイル名の拡張子を一括置換したい場合、以下のようなワンライナーで実行出来ます。例えば .txt を .json に一括置換したい場合はこのようになります。
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(既に Visio 2016 がリリースされてしばらくになりますが)Visio 2013 以降は従来の「.vsd 形式」に加えて「.vsdx 形式」がサポートされました。この .vsdx 形式のファイルを利用するとファイルサイズの削減や新しい機能の利用等、様々な恩恵を受けることが出来ます。
Visio 2013 環境だと .vsd 形式でファイルを保存した場合、二重線を含む "多重線" が使えないのですが、.vsdx 形式を使えば多重線が利用可能です(※ Visio 2007 までなら .vsd 形式でも多重線が使えたような、使えなかったような… うろ覚え)。今回は Visio 2013 環境で .vsd 形式と .vsdx 形式を「多重線が使えるか?」という観点から比較してみます。