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スクリプト中で実行しているコマンドを表示する

普通にシェルスクリプトを書くと実行結果のみが表示され、『実行しているコマンドそのもの』は表示されません。「試験結果のエビデンスとして、結果と共にコマンドも残したい」「スクリプトをデバッグしたい」といった場合は実行結果だけでなく、実行したコマンドも表示されると便利です。今回は「スクリプト中で実行しているコマンドも表示する方法」をメモします。

RouterOS での基本的な MPLS 設定

MikroTik 製品は全般的に安価です。しかしながら、MikroTik 製品に搭載されている RouterOS は 豊富な機能 を持っています。ローエンドモデルであれば家電店の店頭に並んでいるルータと大差無い価格で手に入りますが、RouterOS が搭載されているので(一部の機能はライセンスレベルに依存しますが)動的ルーティング、VPN、ファイアウォール、MPLS 等の比較的高度な機能も利用することが出来ます。今回は RouterOS を使って基本的な MPLS(L3 VPN)を設定してみます。具体的には「OSPF、BGP(Route Reflection)、MPLS(LDP)、VRF」等を設定していきます。

RADIUS をテストするには

RADIUS サーバの構築後にテストを実施する際、「実際に RADIUS クライアントとして設定したネットワーク機器やサーバへ SSH ログインし、RADIUS サーバで上手く認証されるか?を確認する」ことは、もちろん可能です。しかし、他にも(実際のログイン処理では無く)『テストコマンドで RADIUS 認証の挙動を確認する』方法があります。まずはテストコマンドで動作を確認し、上手くいったら実際のログインテストを試す… というのが最もスマートだと思います。メジャーなところでは以下のような方法があります。

  1. FreeRADIUS 付属の radtest を使う
  2. Cisco IOS の test aaa を使う

今回はこれらの RADIUS のテスト方法について記載してみます。RADIUS サーバには MikroTik の RouterOS を使いました。

RouterOS を簡易 RADIUS サーバとして設定する

検証で RADIUS サーバを用意したい場合、以下のような方法があります。もちろん、フリーウェアを探してみる… と言った手段もあると思います。

  1. Linux で FreeRADIUS を使う
  2. Windows Server 2012 以降の NPS(Network Policy Server)を使う
  3. NetAttest EPS、NetWyvern RADIUS、Account@Adapter+ のようなアプライアンス(の、評価版)を使う

他の手段として、MikroTik の RouterOS を使うと手軽に RADIUS サーバを作ることが出来ます。今回は CHR(Cloud Hosted Router)を RADIUS サーバとして設定し、Cisco IOS へのログイン認証を処理させます。

Cisco VIRL 上でパケットキャプチャしてみる(Ver.1.0.0 以降編)

以前に Cisco VIRL 上でパケットキャプチャしてみる というメモを書きました。VIRL 1.0.0 未満ではこの手順でパケットをキャプチャするしか無かったのですが、VIRL 1.0.0 以上では VMMaestro の GUI からパケットをキャプチャ出来るようになっていました!(従来手順より、遥かに簡単です)。今回は VMMaestro 上からパケットキャプチャする手順をまとめてみます。