ufw でよく使うコマンド一覧
Ubuntu ではファイアウォールの設定を簡単に行える ufw というコマンドがあります。今回は ufw でよく使うコマンドや設定例をメモしておきます。尚、今回は Ubuntu 16.04 環境で動作確認しました。
Ubuntu ではファイアウォールの設定を簡単に行える ufw というコマンドがあります。今回は ufw でよく使うコマンドや設定例をメモしておきます。尚、今回は Ubuntu 16.04 環境で動作確認しました。
Cisco VIRL を .ova ファイルから ESXi にデプロイすると、デフォルトで自由に使えるディスク領域は 70GB 程度です。これではやや心もとないので、ディスク領域を拡張してみます。今回検証した Cisco VIRL 1.0.26 は「Ubuntu + LVM」で出来ているので、具体的には LVM を拡張することになります。
ファイルのチェックサムを比較することで、ファイルの複製が正確に行われたのかをある程度の精度で確認することが出来ます (チェックサムが偶然一致する可能性がゼロでは無い為、「絶対」とは言えない為、「ある程度の精度」と表現しています)。例えば、時間をかけてインターネットからダウンロードした OS のイメージファイルが上手く動作しない… といった場合に、「インターネットからのダウンロードに失敗したのか?」「それとも何か設定が悪いのか?」を切り分ける必要が出てきます。こういった場合にチェックサムが一致すれば、少なくても「ダウンロードには成功している」と判断することが出来ます。
Cisco ACI には主に以下のような状態確認/設定変更の手段があります。
今回は外部 Linux の CLI 上から curl を使って「ACI へのログイン / テナントの作成 / 削除」を実施してみます。
Cisco VIRL 上で幾つかのネットワーク機器に (Trap では無く) SNMP Poll だけを設定し、Linux からホスト名を SNMPGet してみます。Poll の最小設定であれば、少なくても今回扱った機器は全て一行で設定出来ます。
OS X には Homebrew というパッケージマネージャがありますが、これを Linux に移植した Linuxbrew というソフトウェアがあります。Linuxbrew には以下のようなメリットがあります。
今回は Ubuntu 15.10 に Linuxbrew をインストールしてみます。
BMP とは「BGP Monitoring Protocol」のことで、現在は標準化に向けて IETF のドラフト段階 (draft-17) にあります。
BMP サーバの実装はまだ数が少ないようですが、今回は ryu に付随する BMP サーバを IOSv、XEv、XRv、Junos と組み合わせて試してみます。
NX-OSv も試してみたのですが、後述の通り BMP の設定が出来ませんでした。
GoBGP は Go 言語で実装された BGP デーモンです。VIRL 上でネットワーク機器と組み合わせて使うと BGP の検証をする際に便利です。今回は簡単な使い方をメモしておきます。
Ubuntu 15.10 の自動インストール .iso イメージを作成する手順をメモしておきます。セキュリティは一切、考慮していませんので、実際に利用する際は「ユーザ名やパスワードを変更する」等の対応が必要です。
ネットワーク機器では一台で複数のルーティングテーブルを保有出来る機器があります。こういった機能のことは各社毎に呼び名が異なります。一例を挙げると以下の通りです。
メーカー | 呼び名 |
---|---|
Cisco | VRF (Virtual Routing Forwarding) |
Juniper | Routing Instance |
F5 Networks | Route Domain |
Cisco 製品を例にとると、通常は実行するコマンド毎に参照するルーティングテーブルが所属する VRF 名を指定します。IOSv で「VRF-1 のルーティングテーブルを参照して Ping を実行する」場合は以下のようになります。
1 2 3 4 |
|
これを連続して実行すると以下のようになります。数が多くなってくると都度、VRF 名を指定するのが面倒になってきます (操作ミスも増えます)。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 |
|
このような場合、以下のコマンドで「VRF 名の指定を省略した場合に参照されるデフォルト VRF」を指定することが出来ます。
IOSv / IOS-XE / NX-OSv | IOS-XRv | |
---|---|---|
RoutingContext を指定 VRF に変更する | routing-context vrf VRF-NAME | set default-vrf VRF-NAME |
RoutingContext を default/global に戻す | routing-context vrf default | set default-vrf none |
尚、このコマンドは 1 セッションの間のみ、有効です。例えば、Routing Context を変更後にログアウトし、再ログインすると default/global VRF に戻ります。以下の環境で試してみます。