iTerm2 と tmux の統合機能を利用するには
ターミナル上でウインドウ分割等を行う際は screen や tmux を利用していました。OS X の定番ターミナルソフトである「iTerm2」にもウインドウ分割機能がありますので、機能的には重複していました。しかし、iTerm2 になってから tmux との機能統合が進み、あたかも iTerm2 の機能であるかのように tmux のウインドウ分割機能を利用することが出来るようになりました。このおかげでウインドウ分割機能のみならず、ターミナルのレジューム / サスペンド機能といった tmux の便利な機能を iTerm2 上から透過的に利用することが出来るようになりました。
この機能を利用するのは簡単です。まずは今まで通り、リモートホストに SSH ログインします。
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次に、リモートホストのシェル上から -CC オプション付きで tmux を実行します。
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すると、OS X の iTerm2 の別ウインドウとして新たにシェルが立ち上がります。もちろん、シェルはリモートホスト上で起動しています。一時的にデタッチするには ESC を押します。