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OS X の Adium から Lync にログインするには

Lync は Microsoft が提供するコミュニケーションツールで、例えばチャットなどの機能を提供します。OS X 環境で Lync を利用するには Microsoft 謹製の Lync for Mac を利用するのが手堅い方法ですが、他のチャットサービスも併用していると最悪、サービスごとに多数のツールを使い分ける必要が出てきます。チャットツール「Adium」は複数のチャットサービスを統合して扱うことができますが、標準では Lync に対応していません。

そこで、Adium にプラグインをインストールし、Lync に対応させてみます。

Windows 8 でコマンドプロンプトを管理者権限で開くには

管理者権限が必要なコマンドを実行する場合、コマンドプロンプト自体を(ユーザ権限では無く)管理者権限で開くと便利です。Windows 8 の場合、以下の手順でコマンドプロンプトを管理者権限で開けます。

  1. Windows キーを押し、スタートメニューを表示する(他の方法でも良い)
  2. cmd と入力
  3. Ctrl + Shift + Enter を入力

今回はコマンドプロンプトを対象にしていますが、他のプログラムでも同様の手順で管理者権限による実行が可能です。

Metarouter 機能で RouterOS 上に OpenWRT な仮想ルータを起動するには

RouterOS の Metarouter 機能を使うとルータ内で仮想ルータを起動することが出来ます。Metarouter として起動する OS は一般的に以下の二通りが存在するようです。

  1. RouterOS 内で RouterOS を起動する(ROS on ROS)
  2. RouterOS 内で OpenWRT を起動する(OpenWRT on ROS)

今回は RouterOS の CLI 上から Metarouter 機能を試してみます。以下をゴールとします。

  • RouterOS 上の仮想ルータとして OpenWRT をインストールする
  • OpenWRT に基本的な初期設定を実施する
  • OpenWRT の管理 Web インターフェイスである「LuCI」にアクセス出来る状態にする

RouterBoard のトラフィックジェネレータ機能を利用するには

RouterBoard のトラフィックジェネレータ機能を使うと、トラフィックの負荷試験を簡単に行うことが出来ます。RouterBoard はスペックと比較して価格が非常に安い為、安価にトラフィック試験環境を作ることが出来ます。今回は「トラフィックを印加する側」「受信する側」の両方に RouterBoard を使い、トラフィック試験環境を構築してみます。

前半は Web ブラウザ(WebFig)から、後半はコマンドラインから設定します。

VyOS でネットワーク遅延やロスを発生させるには

WAN を模したテストをしている場合、遅延や損失(パケットロス)、帯域制限等を擬似的に発生させ、意図的に品質の悪い回線を模したい場合があります。そういった場合には以下のような手段があるかと思います。

  • FreeBSD で DummyNet を使う
  • Linux で tc や WANem を使う
  • Windows で Wlinee を使う
  • Vyatta や VyOS の NetworkEmulator 機能を使う

今回は VyOS の NetworkEmulator 機能を簡単にテストしてみます。

Windows に自動ログイン設定をするには

検証環境ではいちいち Windows のログイン時にユーザ名やパスワードを入力するのが面倒です。ここでは手間を省略する為、Windows に自動ログイン設定を行います。Windows の起動後、自動的に指定ユーザでログインしますので、当然ながらセキュリティレベルは下がります。

「ファイル名を指定して実行」から「netplwiz」と入力し、「ユーザアカウント」ダイアログを立ち上げます。

C# から Selenium Web Driver を利用してみる

「単調な Web の試験を自動化したい」と思うことは良くあります。こういった場合は Selenium が便利です。

Selenium の種類

Selenium には歴史的経緯から、以下のような種類があります。今回は Selenium WebDriver を使います。

  1. Selenium 1(通称、「Selenium Remote Control」または「Selenium RC」)
    • JavaScript として実装されている
    • ブラウザ毎に共通実装なので、「あるブラウザでは動作するが、別のブラウザでは動作しない」という、ブラウザ毎の JavaScript 実装差異の影響を受ける可能性がある
    • ブラウザのサンドボックスにロードされ、実行される。つまり、サンドボックスの制限を受ける
  2. Selenium 2(通称、「Selenium WebDriver」または「WebDriver」)
    • ブラウザ毎にドライバーが提供される
    • ドライバーを経由し、外部からブラウザを制御する
    • Selenium RC のように、サンドボックスの影響は受けない