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VyOS でネットワーク遅延やロスを発生させるには

WAN を模したテストをしている場合、遅延や損失(パケットロス)、帯域制限等を擬似的に発生させ、意図的に品質の悪い回線を模したい場合があります。そういった場合には以下のような手段があるかと思います。

  • FreeBSD で DummyNet を使う
  • Linux で tc や WANem を使う
  • Windows で Wlinee を使う
  • Vyatta や VyOS の NetworkEmulator 機能を使う

今回は VyOS の NetworkEmulator 機能を簡単にテストしてみます。

Windows に自動ログイン設定をするには

検証環境ではいちいち Windows のログイン時にユーザ名やパスワードを入力するのが面倒です。ここでは手間を省略する為、Windows に自動ログイン設定を行います。Windows の起動後、自動的に指定ユーザでログインしますので、当然ながらセキュリティレベルは下がります。

「ファイル名を指定して実行」から「netplwiz」と入力し、「ユーザアカウント」ダイアログを立ち上げます。

C# から Selenium Web Driver を利用してみる

「単調な Web の試験を自動化したい」と思うことは良くあります。こういった場合は Selenium が便利です。

Selenium の種類

Selenium には歴史的経緯から、以下のような種類があります。今回は Selenium WebDriver を使います。

  1. Selenium 1(通称、「Selenium Remote Control」または「Selenium RC」)
    • JavaScript として実装されている
    • ブラウザ毎に共通実装なので、「あるブラウザでは動作するが、別のブラウザでは動作しない」という、ブラウザ毎の JavaScript 実装差異の影響を受ける可能性がある
    • ブラウザのサンドボックスにロードされ、実行される。つまり、サンドボックスの制限を受ける
  2. Selenium 2(通称、「Selenium WebDriver」または「WebDriver」)
    • ブラウザ毎にドライバーが提供される
    • ドライバーを経由し、外部からブラウザを制御する
    • Selenium RC のように、サンドボックスの影響は受けない

コマンドプロンプトの開始時に定型処理を自動実行するには

Windows 環境でコマンドプロンプトを開く際、定型処理を自動実行させたい場合があります。例えば、以下のようなケースが考えられます。

  • 自動的に特定のディレクトリに移動させたい
  • 自動的にプロンプトをカスタマイズしたい

これを実現するには 2 種類の方法があります。

  1. レジストリを利用する
  2. ショートカットに起動オプションを付与する

はじめての Cisco onePK

Cisco onePK とは

Cisco onePK(以下、onePK)はネットワークの雄・Cisco 社が公式にリリースしている SDK(Software Development Kit)です。プログラマーにとっては当たり前の用語である「SDK」も、ネットワークエンジニアの方には耳慣れないかもしれません。Wikipedia によると SDK は以下のように定義されています。とりあえず、「これが無いと onePK アプリケーションを開発出来ないんだ」程度に覚えておけば問題無いかと思います。

ソフトウェア開発キット(ソフトウェアかいはつキット、英語: Software Development Kit、SDK)は一般に、特定のソフトウェアパッケージ、ソフトウェアフレームワーク、ハードウェアプラットフォーム、コンピュータシステム、ゲーム機、オペレーティングシステムなどのためのアプリケーションを作成するためにソフトウェア技術者が使用する開発ツールのセットを意味する。

従来、ネットワークエンジニアは主にコンソールからコマンドを入力し、Cisco 製品を設定してきました。ターミナルソフトウェアのマクロや expect スクリプトで操作を自動化することも出来ましたが、これらは基本的に「コマンドラインとの対話」である為、IOS のバージョンアップでコマンドの出力が変わると動作しない、といった問題がありました。

しかし、今後は onePK アプリケーションを開発・利用することで「外部のアプリケーションから Cisco ルータや Catalyst スイッチを設定したり、状態確認する」ことが、より高度に・簡単に行えるようになりました。

SRX 同士のルートベース VPN 設定

SRX100 同士でルートベース VPN を設定する際のコンフィグをメモしておきます。SRX は両機ともに以下のものを使いました。

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root@SRX-1> show version
Hostname: SRX-1
Model: srx100b
JUNOS Software Release [11.2R1.10]

JUNOS アップデート手順

JUNOS をアップデートするには "request system software add 〜" コマンドを使います。アップデート対象となる JUNOS を FTP サーバにアップロードしておき、このコマンドで URL を指定してやります。"show version" コマンドでアップデート前のバージョンを確認しておきます。

M / MX / SRX を初期化する

M / MX / SRX シリーズを初期化するには "request system zeroize" を使用します。このコマンドを実行すると、/config 配下を削除して再起動が実行され、機器設定が初期状態に戻ります。