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XP からネットワークレベル認証を有効化した 2008 へリモートデスクトップ接続する

Windows Server 2008 では、システムのプロパティからリモートデスクトップの設定を行う際、「ネットワークレベル認証」を有効にした接続のみ、受け付けることが出来るようになりました。以前はリモートデスクトップ接続が 確立してから 認証が行われていましが、ネットワークレベル認証を有効にすることでリモートデスクトップ接続を 確立する前に 認証を実施出来るようになった為、DoS 攻撃などに対する耐性を上げることが出来ます。

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ただし、Windows XP SP3 のターミナルサービスクライアント(バージョン 6.0.6001)ではこの機能をサポートしない為、ネットワークレベル認証を有効にした Windows Server 2008 へアクセスしても以下の通り、「リモートコンピュータには、お使いのコンピュータでサポートされていないネットワークレベルの認証が必要です。サポートが必要な場合は、システム管理者かテクニカルサポートに問い合わせてください」エラーが発生し、リモートデスクトップ接続を確立することが出来ません。

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Windows XP SP3 でネットワークレベル認証を有効にするには、レジストリを変更する必要があります。

VMware SDK 4.0 付属サンプルを Visual Studio 2010 でビルドする

VMware vSphere Web Services SDK 4.0 を使うと、VMware の操作を作り込み、自動化することが出来ます。VMware vSphere Web Services SDK 4.0(以下、SDK)付属のサンプルを Visual Studio 2010 でビルドしてみたので、記録を残しておきます。ちなみに、Windows 環境下からの自動化が目的であれば、Automation Tools にある PowerShell を使った CLI の方が、自動化は容易かも知れません。

VMware Fusion で Ctrl を使った複数選択を有効にする

デフォルト設定の VMware Fusion では Ctrl キーを使った複数選択が出来ません。これは Ctrl キーを押しながら実行したアクションが、VMware Fusion 上の Windows ではなく、Mac OS 側で優先的に処理されてしまう為です。これを回避するには、VMware Fusion の環境設定から「キーマッピング」の「キーマッピングを有効にする」「言語固有のキーマッピングを有効にする」と、「マウスショートカット」の「副ボタン」「ボタン 3」からチェックを外し、無効化します。

PocketWiFi に接続した端末間で通信する

発売から一ヶ月以上経過した Pocket WiFi(D25HW)ですが、非常に便利です。「WiFi 経由で」という特性から、特に以下のような点を便利に利用させて頂いています。

  1. モデムとして接続する場合と比較して、USB ポートの消費が少ない。MacBook Air のように、USB ポート数の少ないモデルでは特に助かる。
  2. WiFi にさえ対応していれば、特にドライバーが必要ない。例えば、64bit 版の Snow Leopard のように、現時点ではドライバーが出揃っていない OS でも、WiFi ネットワークに参加出来れば、問題無くインターネット接続が利用出来る。
  3. 出先での作業時等、整っていない環境下でも Hub 代わりにも使える。

データセンターなどの出先でも D25HW をワイシャツの胸ポケットに入れ、MacBook や iPhone でインターネットを閲覧しつつ、作業出来るのは非常に快適です。

CEF によるトラフィック分散

数年前、Cisco のパケット転送方式である CEF(Cisco Express Forwarding)を検証した際の履歴を公開します。Cisco の公式ドキュメント「CEF を使用したパラレル リンクでのロード バランシングに関するトラブルシューティング」を参考にし、(たしか)Cisco7200 を 4 台使って検証しました。検証時点から随分、時間が立っており、最新の IOS とは異なる部分があるかも知れません。

コンソールケーブルをストレートケーブルで延長する

「コンソールポートに接続して作業したいが、ラック位置が遠い」といった場合は、ケーブルを延長することで遠い場所から作業することが出来ます。ここでケーブルの結線(内部の芯線がケーブルの両端でどのように紐付けてあるか)をまとめてみます。

Web ページをキャプチャーする

Google マップで超デカくて超細かい地図を印刷するという記事 で、Google Maps をキャプチャーするツールが紹介されていました。この記事をきっかけに、以前、Web ページをキャプチャーする(スクリーンショットを撮る)ツールを作っていたことを思い出しました。本来は BIG-IP 等、Web ブラウザからのアクセスを中心に設定する機器の設定画面(Web ページ)を証跡として残しておきたい、という動機から自作したのですが、知人が「Google Maps で、好きな大きさの地図をキャプチャー出来たら面白くない?」というアイデアがあり、当初の目的からは方向性が逸れていってしまいました...ついでに(?)、Google Maps 用に少し改造したのでアップロードしておきます。

  • WebCap-0.0.0.3

.NET Framework 3.5 でビルドしてあり、内部的には IE コンポーネントを利用して Web ページをキャプチャーしているので、レンダリング結果も IE と同じになっているはずです。以下のような特徴があります。

  • コマンドラインから利用出来るので、バッチファイルに組み込んで自動化しやすい
  • 縦長のページも問題無く、最上部から最下部までキャプチャー出来る
  • UserAgent を指定出来るので、「iPhone では、どう見えるのか?」といったテストが出来る
  • 様々な画像フォーマットで出力出来る
  • Google Maps をキャプチャーした場合は、上部の検索窓や左側のナビゲーションメニューを非表示にしてくれる