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カーネル内で閉じたトレーサ「ftrace」を使えるようにする

Linux のトレーサと言えば幾つかありますが、@IT の記事「3月版 トレーサ関連に大きな進展、ftraceがデファクトに?」にある ftrace が便利そうです。今回は CentOS 5.5 x86_64 で ftrace が使える環境を用意してみます。id:tasukuchan の trace-cmdを使って、Linux Kernelのイベントログを簡単に取得する を参考にさせて頂きました。

VMware Fusion をコマンドラインから操作する

"vmrun" コマンドで仮想マシンを操作出来るのは VMware Fusion 以外のプロダクトだけ・・・と思い込んでいたのですが、VMware Fusion 2.0 以降であれば vmrun コマンドが使えるそうです。コマンドの詳細は Using vmrun to Control Virtual Machines に記載がありますが、手元の VMware Fusion 3.x 環境で vmrun を実行して表示させたヘルプを引用しておきます。具体的なオペレーションは後日、試してみようと思います。

TeraTerm に Log と Macro のショートカットを追加する

TeraTerm には様々な機能がありますが、その中には「Log」(ログを取得する機能)や Macro(マクロを実行する機能)があります。少なくても私の場合はログ機能は頻繁に使うのですが、ショートカットキーが設定されていない為、ログ機能のダイアログを呼び出すのは、やや面倒です。そこで TeraTerm のソースコードをほんの少しだけ修正し、ショートカットキーを設定してみました。ベースにしたのは TeraTerm 4.68(SVN# 4205)です。

pdsh を使って複数ホストでコマンドを同時実行する

「複数のリモートホストで同じコマンドを一斉実行したい」と思うことはよくありますが、これらのツールを使うことで実現出来ます。

この中でも Parallel Distributed Shell(以下、pdsh)は学習コストが低く、簡単に使い始めることが出来ます。今回はこの pdsh を使ってみます。前提条件として、ssh で公開鍵認証方式を利用するには などを参考に、操作元となるホストから操作対象となる複数のリモートホストへ ssh の公開鍵認証方式でログイン出来るよう、予め設定しておきます。

Office 2010 のインストールには MSXML 6.0 が必要

Windows Server 2003 へ Microsoft Office 2010 をインストールしようとしたのですが、「MSXML がインストールされていない」というエラーが出てしまいました。MSXML 6.0 をインストールしました。しかし、それでもエラーが出てしまった為、MSXML 6.0 SP1 も追加インストールすることで無事、Office 2010 をインストールすることが出来ました。

CentOS 5.5 で IPv6 を無効化する

CentOS 5.5 ではインストール時に IPv6 を無効化しているにもかかわらず、lsmod で確認すると ipv6 モジュールがロードされています。

1
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$ /sbin/lsmod | grep -i v6
ipv6                  220225  27 ip6t_REJECT

れぶろぐさん?の「CentOS 5 で IPv6 を本当に無効にする」という記事 や CentOS 5 の公式 FAQ 内の「How do I disable IPv6?」という記事に記載がありますが、以下の設定を施すことで IPv6 を無効化することが出来ます。

  1. /etc/sysconfig/network へ "NETWORKING_IPV6=no" を追加
  2. /etc/modprobe.conf へ以下を追加
    • alias ipv6 off
    • alias net-pf-10 off
  3. "/sbin/chkconfig ip6tables off" を実行
  4. 再起動

homebrew でパッケージを管理する

Mac OS X でのパッケージ管理ソフトウェアには FinkMacPorts があります。これらはとても便利ですが、以下のように少し不便な点があります。

  1. 既に Mac OS X 上にインストールされているパッケージでも、依存関係上、必要であればインストールしてしまう
  2. Fink なら /sw 配下、MacPorts なら /opt 配下にリソースを配置するが、標準ではこれらのディレクトリにパスは設定されていない為、追加のパス設定が必要になってしまう

そこで代替手段として homebrew というパッケージ管理ソフトウェアを利用することが出来ます。homebrew には以下のような特徴があります。

  1. 依存関係上、必要であっても Mac OS X 上に既にインストールされているパッケージなのであれば追加インストールはせず、既存のものを利用するので、ディスクスペースの消費を抑えつつ、コンパイル時間を大幅に短縮することが出来る
  2. /usr/local 配下にリソースを配置するが、標準で /usr/local/bin にはパスが設定されている為、追加の設定が不要

Cacti をインストールする

cacti を使うとサーバやネットワーク機器などの情報を収集し、結果をグラフ化することが出来ます。

file

一般的には SNMP で収集した値をグラフ化しますが、スクリプトで取得した値をグラフ化することも出来ますから、実質的にはどんな値でもグラフ化することが出来ます。今回は CentOS 5 x86_64 に cacti をインストールします。

Chrome 9.0.597.15 dev では上方向にスクロール出来ないバグがある

突然、Chrome で上方向にだけ、スクロールしなくなってしまいました。二本指スクロールでも、Magic Mouse でも同じ症状です(スクロールバーを使えば、上方向にスクロール出来ます)。私は Chrome Dev Channel を使っており、現在のバージョンは「9.0.597.15 dev」なのですが、Google Chrome Releases によるとバグなんだそうです・・・ハードウェア不良かと一瞬、焦ってしまいました。

追記(2010/12/11 09:54)

「9.0.597.16 dev」で修正されており、上方向にもスクロール出来るようになっていました。