Skip to content

Blog

Synergy+ で Windows とキーボード・マウスを共有する

Mac と Windows を同時に使っていると、「キーボードとマウスを共有出来ると便利なのに」と思うことがありますが、Synergy+ を使うとこれを実現することが可能です。Snow Leopard で動作確認しています。

Synergy+ はクライアント・サーバモデルになっており、サーバ側にした端末のキーボードやマウスからクライアントを操作することになります。ただし、クライアント側に接続されているキーボードやマウスが無効になっているわけではありませんので、クライアントを自身のキーボードとマウスで操作することは可能です(クライアントからサーバを操作することは出来ません)。

余談ですが、Synergy+ はデフォルトで TCP/24800 ポートを利用する為、ファイアウォール等で通信制限を実施している場合は、先述のポートを許可しておく必要があります。

クリップボード変更時に改行が含まれていたら警告する

以前、クリップボードの変更を検知して通知するツールを作成しました が、これを若干、修正しました。

  • ClipboardMonitor-1.0.0.1

変更点は以下の通りです。

  • 変更点
    1. クリップボード内にコピーされたテキストデータに改行コードが含まれていた場合は、改行コードを下矢印(↓)として表示するように変更
    2. クリップボードの内容を削除する機能を追加

Poderosa でコマンドの実行結果を簡単にコピーする

ターミナルエミュレータである PoderosaTeraTerm など、他のターミナルエミュレータに劣らず、とても良く出来ており便利です。Poderosa には以下のような特徴があります。

  • タブ方式に対応している。しかも、タブを左右に分割したり、上下に分割したり、レイアウトを自由に出来る
  • Telnet、SSH1、SSH2 だけでなく、Cygwin 接続もサポートしている(TeraTerm の CygTerm は余計なウインドウが開いて、やや使い辛い)
  • 標準で SSH 鍵作成や IPv6 に対応
  • プラグインで SSH ポートフォワーディングやシリアル接続、マクロにも対応
  • Apache2 ライセンスで公開されている、オープンソースプロダクト。ソースコード自体は C# で記述されている

設定変更の際、証跡として変更後の設定ファイルを取得する場合がありますが、Poderosa を使うとこの作業を省力化することが出来ます。以下は Poderosa 4.10 を使った環境を想定しています。

Cisco IOS 15.0 リリース

しばらく前に Cisco の新しい OS「IOS 15.0」がリリースされました。従来は IOS 12 系だったのに、13、14 は欠番になり、15 のリリースとなったようです。13、14 の欠番に関しては Cisco IOS hints and tricks へ Ivan Pepelnjak が「13 は西洋圏で不吉な数字とされているのでスキップ、14 は Tetraphobia(四恐怖症)からスキップしたのでは?」という意図のコメントを投稿していますが、Cisco からの公式コメントは無いようですので、真偽の程は分かりません。

Snow Leopard な MacBook を 64bit カーネルで起動する

完全 64bit 対応 をうたっている Snow Leopard ですが、現時点では 64bit カーネルで起動するのは XServe だけであり、その他 MacBook 等々は 32bit カーネルで起動します。この辺りの事情は マイコミジャーナルの記事 に詳しいのですが、大方の推測は「64bit のドライバ不足により、とりあえずは XServe のみ、64bit カーネルへ移行」というもののようです。

OS X:32 ビットまたは 64 ビットカーネルで起動する - Apple サポート に記載されていますが、MacBook Pro のように 64bit カーネル対応機種であれば、OS 起動時に「6」と「4」のキーを押していれば、64bit カーネルで起動してくるそうです(手元に MacBook Pro が無い為、未確認です)。しかし、最近の MacBook はハードウェア的には 64bit カーネルに対応しているものの、ソフトウェア的な制限により、64bit で起動させないようにしてあるそうです。理由ですが、前述したマイコミジャーナルの記事によると、「MacBook Pro などの上位機種と差別化を図る為」だそうです。

しかし、Apple から発表されている方法ではありませんが、以下の方法により MacBook でも 64bit カーネルで起動させることが出来ました。ただし、USB シリアル変換ケーブルやイーモバイルが認識されず、結果的に 32bit カーネルに戻すことになりました。

見た目をカスタマイズした macOS 用ディスクイメージを作成する

Mac OS X でアプリケーションを配布する際には、ディスクイメージ(.dmg)ファイルが利用されることも多くあります。ディスクイメージはある程度、Finder 上での見た目をカスタマイズし、見栄え良くすることが出来ます。ここではアプリケーションディレクトリ(/Applications)ヘ、作成したアプリケーションを配布するようなディスクイメージを作成してみます。

Jabber クライアントで Google Talk とおしゃべりする

Jabber は Jabber 社が作った XML ベースのプロトコルである XMPP をベースにした、インスタントメッセンジャーに関連するクライアントやサーバの総称です。 Google Talk の基盤として利用されたことが、Jabber を一層、有名にしたように思います。Python からも xmpppy というモジュールを使うことで手軽に Jabber クライアントを作ることが出来ます。

macOS で TFTP サーバを起動する

ネットワーク機器に触れていると OS や設定ファイルの退避先として TFTP サーバを利用したくなることが、しばしばあります。Snow Leopard のクライアント版では、デフォルトで TFTP サーバが無効になっていますので、有効にしてみます。

ファイルシステムへのアクセスをモニタする

上手くアプリケーションが起動せず、ログファイルを見ても合致するようなログが無い場合などに直接、ファイルシステムへのアクセスをモニタすると問題の解決に役立つ場合があります。こういった場合は fs_usage コマンドを使うと Max OS X がファイルシステムへアクセスする様子をリアルタイムにモニタすることが出来ます。

fs_usage 以外にも OS のモニタに役立つコマンドは存在します。その他のツールについては以下のサイトによくまとまっています。

  • http://developer.apple.com/jp/technotes/tn2124.html