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lldpd で CDP を送受信する

近隣ノードを発見するプロトコルは以下のように様々、ありますが、いずれも各ベンダー独自の規格でした。

メーカー プロトコル
Cisc CDP(Cisco Discovery Protocol)
Extreme Networks EDP(Extreme Discovery Protocol)
Foundry Networks FDP(Foundry Discovery Protocol)
Nortel NDP(Nortel Discovery Protocol)

しかし、現在ではこういった近隣ノード発見の手段が IEEE 802.1AB において "LLDP" として標準化されています。

LLDP に関しては ITpro に分かりやすい記事がまとめられていました。

Linux でも "lldpd" という LLDP 対応のアプリケーションが存在しており、今回はこのアプリケーションを試してみます。

MiniWeb 1.0.0.1 〜 再アクセス用のリンクを追加等、微修正

以前に、負荷試験時の利用を想定した簡易 Web サーバを作成しました。

これを若干、アップデートしました。

  • MiniWeb-1.0.0.1

  • コンテンツをテーブルで表示するようにした

  • アクセスされた URL が分かるように、URL 表示を追加した
  • 同じページに再アクセス出来るリンクを付けた(「iRule で特定のコンテンツ(拡張子)へのアクセス時のみ、制御を実施する」といった試験を実施しやすくする為)
  • アクセスされた時間表示に、ミリ秒を追加した

file

TMSH で BIG-IP の基本的な設定を行う

BIG-IP v10.0.0 から新たに "TMSH" という、Cisco ライクなシェルがサポートされました。F5 の資料によると「TMSH には以下のような特徴がある」と、まとめられていました。

  1. ツリー構造
  2. Action / Object モデル
  3. 明示的な create と modify 操作
  4. コンテキスト・センシティブなヘルプ
  5. CLI historical Stats
  6. bigpipe 互換性
  7. 基本的な transaction のサポート

"Cisco ライク" と言う通り、TAB キーや "?" によるコマンド補完が効きます。また、"新規作成時は create"、"変更時は modify"、"削除は delete" と、コマンドが明確に定義されており、後発である分、Cisco など他社の CLI をよく研究してデザインしてあるように思っています(少なくても、私には非常に使い勝手が良いです)。今回は TMSH の概要と、基本的な操作・設定例を記載します。

BIG-IP で Syslog サーバを設定する

BIG-IP では従来、Syslog メッセージをサーバへ転送するには /etc/syslog-ng/syslog-ng.conf(/var/run/config/syslog-ng.conf)を直接、vi で編集してしまう・・・という方法がありましたが、TMOS v10 からこの方法はサポートされなくなりました。代わりに以下の方法で Syslog サーバを設定する必要があります。

ひとつの NIC に大量のアドレスを割り当てるツール「Addresses」

Windows でも Linux でも、ひとつの NIC に複数の IP アドレス(俗に「セカンダリアドレス」と呼んでいると思います。三つ目、四つ目のアドレスでも「セカンダリアドレス」と呼んでいます)を割り当てることが出来ます。

この機能を利用すると、ロードバランサーでの負荷分散試験時に複数の IP アドレスで Web サーバをホストしたい・・・ということが簡単に出来ます(NIC に複数のアドレスを割り当て、それらのアドレスで Web サーバを Listen するだけです)。

ただ、Linux はともかく、Windows の GUI でセカンダリアドレスを大量に設定する・・・というのは骨が折れます。 WMI を使えば Windows でもスクリプトから大量のセカンダリアドレスを設定することは出来ますが、毎回、設定するのは面倒です。そこで、CSV ファイルに書き出したアドレスを NIC に設定してくれるツールを作ってみました。.NET Framework 2.0 で動作します。

ASA の OS イメージからカーネルとファイルを切り出す

Qemu で Cisco ASA をホストすることにより、GNS3 上で Cisco ASA を利用することが出来ます。

Zip ヘッダーの位置を推測することで ASA の OS イメージやファイルを抽出することが出来ますが、その為には大前提として Zip ヘッダーの位置を特定する必要があります。しかし、世の先人が Any hope to run 8.2/8.3 code? Page 3 of 4 にカーネルとファイル部分の切り出し方法をまとめてくださっているようです。