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VMware Fusion で Ctrl を使った複数選択を有効にする
デフォルト設定の VMware Fusion では Ctrl キーを使った複数選択が出来ません。これは Ctrl キーを押しながら実行したアクションが、VMware Fusion 上の Windows ではなく、Mac OS 側で優先的に処理されてしまう為です。これを回避するには、VMware Fusion の環境設定から「キーマッピング」の「キーマッピングを有効にする」「言語固有のキーマッピングを有効にする」と、「マウスショートカット」の「副ボタン」「ボタン 3」からチェックを外し、無効化します。
PocketWiFi に接続した端末間で通信する
発売から一ヶ月以上経過した Pocket WiFi(D25HW)ですが、非常に便利です。「WiFi 経由で」という特性から、特に以下のような点を便利に利用させて頂いています。
- モデムとして接続する場合と比較して、USB ポートの消費が少ない。MacBook Air のように、USB ポート数の少ないモデルでは特に助かる。
- WiFi にさえ対応していれば、特にドライバーが必要ない。例えば、64bit 版の Snow Leopard のように、現時点ではドライバーが出揃っていない OS でも、WiFi ネットワークに参加出来れば、問題無くインターネット接続が利用出来る。
- 出先での作業時等、整っていない環境下でも Hub 代わりにも使える。
データセンターなどの出先でも D25HW をワイシャツの胸ポケットに入れ、MacBook や iPhone でインターネットを閲覧しつつ、作業出来るのは非常に快適です。
Tclsh を使い、ルータ上でスクリプトを実行する
Tclsh を使うと Cisco ルータ上であってもスクリプトにより定型化した作業を実行出来るので便利です(もちろん、Tclsh の作り込みによって、それ以上のことも可能です)。詳しくは Cisco IOS Scripting with Tcl に記載があります。
CEF によるトラフィック分散
数年前、Cisco のパケット転送方式である CEF(Cisco Express Forwarding)を検証した際の履歴を公開します。Cisco の公式ドキュメント「CEF を使用したパラレル リンクでのロード バランシングに関するトラブルシューティング」を参考にし、(たしか)Cisco7200 を 4 台使って検証しました。検証時点から随分、時間が立っており、最新の IOS とは異なる部分があるかも知れません。
コンソールケーブルをストレートケーブルで延長する
「コンソールポートに接続して作業したいが、ラック位置が遠い」といった場合は、ケーブルを延長することで遠い場所から作業することが出来ます。ここでケーブルの結線(内部の芯線がケーブルの両端でどのように紐付けてあるか)をまとめてみます。
Web ページをキャプチャーする
Google マップで超デカくて超細かい地図を印刷するという記事 で、Google Maps をキャプチャーするツールが紹介されていました。この記事をきっかけに、以前、Web ページをキャプチャーする(スクリーンショットを撮る)ツールを作っていたことを思い出しました。本来は BIG-IP 等、Web ブラウザからのアクセスを中心に設定する機器の設定画面(Web ページ)を証跡として残しておきたい、という動機から自作したのですが、知人が「Google Maps で、好きな大きさの地図をキャプチャー出来たら面白くない?」というアイデアがあり、当初の目的からは方向性が逸れていってしまいました...ついでに(?)、Google Maps 用に少し改造したのでアップロードしておきます。
- WebCap-0.0.0.3
.NET Framework 3.5 でビルドしてあり、内部的には IE コンポーネントを利用して Web ページをキャプチャーしているので、レンダリング結果も IE と同じになっているはずです。以下のような特徴があります。
- コマンドラインから利用出来るので、バッチファイルに組み込んで自動化しやすい
- 縦長のページも問題無く、最上部から最下部までキャプチャー出来る
- UserAgent を指定出来るので、「iPhone では、どう見えるのか?」といったテストが出来る
- 様々な画像フォーマットで出力出来る
- Google Maps をキャプチャーした場合は、上部の検索窓や左側のナビゲーションメニューを非表示にしてくれる
VMware Fusion3 をインストールする
64bit カーネルで起動していると、VMware Fusion 2 は起動しないようです。
そこで、VMware Fusion 3 をインストールしてみました。仮想マシンのフォーマットは 2 と 3 間で互換性がある為、特に苦労することも無く、今まで利用していた仮想マシン(Windows XP SP3)がすんなり動作しました。
Synergy+ で Windows とキーボード・マウスを共有する
Mac と Windows を同時に使っていると、「キーボードとマウスを共有出来ると便利なのに」と思うことがありますが、Synergy+ を使うとこれを実現することが可能です。Snow Leopard で動作確認しています。
Synergy+ はクライアント・サーバモデルになっており、サーバ側にした端末のキーボードやマウスからクライアントを操作することになります。ただし、クライアント側に接続されているキーボードやマウスが無効になっているわけではありませんので、クライアントを自身のキーボードとマウスで操作することは可能です(クライアントからサーバを操作することは出来ません)。
余談ですが、Synergy+ はデフォルトで TCP/24800 ポートを利用する為、ファイアウォール等で通信制限を実施している場合は、先述のポートを許可しておく必要があります。