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ThousandEyes の Custom Webhook で用意されているデフォルトテンプレート

ThousandEyes でアラートを検知した際、通知先として電子メール以外にも Custom Webhooks を設定することで宛先に Cisco Webex や Microsoft Teams を選択することが出来ます。 Custom Webhook を作成する際、Preset Configurations を利用することで Webhook で利用するデータ部分をテンプレートから選択出来ます。 今回は現時点で用意されているテンプレートの種類と内容をメモしておきます。

Microsoft Teams へ Workflow として Webhook を設定する

Retirement of Office 365 connectors within Microsoft Teams に記載されていますが、Microsoft Teams で従来利用してきたコネクタ (Incoming Webhook) は今後、廃止されます。 代替手段として今後は 「Webhook を受信したら Teams へ投稿する」という Workflow を設定することになります。 今回はこの「Workflow での設定方法」をメモしておきます。

textfsm で利用するテンプレートを Python スクリプトに含める

以前に IOS-XE の show ip route を textfsm で解析する というメモを書きました。 このメモでは TextFSM で利用するテンプレートを外部ファイルとして保存していました。 テンプレートを外部ファイルでは無く、Python スクリプトに同梱してしまうサンプルスクリプトをメモしておきます。

CML の Reference Platform が要求するスペック (20240322-supplemental / 20240623-fcs 版)

Cisco CML で動作させるノードのイメージファイルは Reference Platform として提供されています。 現時点では下記の 2 種類、リリースされています。

ファイル名 収録しているイメージ
refplat-20240322-supplemental.iso Cisco Catalyst SD-WAN 関連のイメージのみを収録
refplat-20240623-fcs.iso SD-WAN 以外の Cisco 製品とサードパーティ製イメージ

これらに含まれる各イメージがデフォルトで要求する CPU / メモリリソースを一覧にまとめておきます。

ASAv の CiscoSSH スタック有効 / 無効時で CVE-2024-6387 の影響有無を確認する

通称「regreSSHion」こと CVE-2024-6387 ですが、Remote Unauthenticated Code Execution Vulnerability in OpenSSH Server (regreSSHion): July 2024 には ASA の修正バージョンは以下と記載されています。

  • 9.18.4.34
  • 9.20.3 (Aug 2023)

CSCwk62296 - Address SSP OpenSSH regreSSHion vulnerability には以下の記載があります。

Conditions:

Please not that not all past software releases are affected, this is due to the fact that OpenSSH is either not in use or included in a version that is not affected by this CVE.

For ASA:

  • releases up to 9.16 (included) are NOT affected
  • releases 9.17 and 9.18 are affected, only if CiscoSSH is configured on the ASA. By default, CiscoSSH is not configured.

For FTD:

  • releases up to 7.0.6 (included) are NOT affected

今回は「ASAv の CiscoSSH スタック有効時 / 無効時」各々で CVE-2024-6387 の影響有無を確認してみます。

CML で利用出来る Windows Server の qcow2 イメージを作成する

Cisco CML の Reference Platform には Windows のクライアント / サーバは含まれません。 その為、CML 上で Windows Server を利用したい場合は自身で追加する必要があります。 Windows Server 2019 評価版のダウンロード先は GitHub の cml-community に書かれていますが、詳細な手順は書かれていません。 今回はこの手順を噛み砕いてメモします。