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CML 上で Linux を使う際の Cloud Init 設定例

Cisco CML には Reference Platform に Ubuntu 22 が含まれるようになりました。 私の場合、この Reference Platform に含まれている Ubuntu 22 イメージは利用せず、日々更新されている Ubuntu Cloud Images を利用しています。 これらのイメージを CML で利用する手順は cmlutils を使い、CLI から CML へ新規イメージを登録する で書きました。

尚、Ubuntu のバージョンごとに付けられたコードネームは Wikipedia に書かれています。

Ubuntu Cloud Images に登録されているイメージには Cloud Init が含まれている為、初期コンフィグを指定することが出来ます。 今回は以下の 3 パターンの Cloud Init 用コンフィグ例をメモしておきます。 尚、いずれのパターンもログイン情報は「ユーザ名は root、パスワードは password」にしています。

  1. NIC x 1 枚構成
  2. NIC x 2 枚構成 (NIC #1 側が Default Route)
  3. NIC x 2 枚構成 (NIC #1 側が Default Route、NIC #2 側には Static Route)

Ubuntu 24.04LTS イメージを CML へ登録する

Cisco CML には Ubuntu が同梱されており、最新の Reference Platform には Ubuntu 22.04LTS が収録されています。 現在は Ubuntu 24.04LTS が開発中であり、Ubuntu Cloud Images 24.04 LTS Daily Build でイメージが CML 上で利用可能な qcow2 イメージも公開されています。 qcow2 ファイルを CML へ登録する手順は以前に cmlutils を使い、CLI から CML へ新規イメージを登録する というメモに記載しました。

ノード定義・イメージ定義ファイルのサンプルを以下にアップロードしておきました。

上記ファイルの内容もメモしておきます。

pyATS の GUI である XPRESSO をインストールする

XPRESSO はネットワークテストの自動化ツールである pyATS にブラウザからアクセス可能な UI を提供します。 今回は XPRESSO のインストール手順をメモしておきます。 尚、タイムゾーンの指定など、設定に関しては省略しており、インストール手順までだけをメモしています。

GoFlow2 で NetFlow 情報を取得する

NetFlow のテストを実施する際、「パケットキャプチャで済ませてしまう」か、もしくは NetFlow Collector として ElastiFlow を利用していました。 ElastiFlow を利用する場合は CPU やメモリの要求スペックが高く、貧弱なホストで動作させるのは厳しい場合があります。 Go 言語で書かれた GoFlow や GoFlow2 であればフットプリントが小さく、ElastiFlow 程高機能では無いにしろ、気軽に使えるようです。

今回は Ubuntu 22.04.1 LTS へ GoFlow2 へインストールする手順をメモしておきます。

macOS でスクリーンショット撮影時に、画面右下に表示されなくする

macOS でスクリーンショットを撮影した際、デフォルトでは画面の右下に「撮影した内容」がしばらく表示されます。 これは「フローティング・サムネイル」という機能のようです。

file

複数枚のスクリーンショットを連続して撮影していると、この「しばらく表示される待ち時間」が無駄に思えます。 これはフローティング・サムネイル機能自体を停止することで待ち時間を無くせます。 この設定を行うには Command + Shift + 5 を押してスクリーンショット撮影画面を表示し、そこから Options をクリックして表示されるメニューから Show Floating Thumbnail のチェックを外します。

macOS 版 Kindle アプリケーションを縦スクロールにする

macOS 上の Kindle で読書する際、デフォルトでは「横スクロール」になっています。 Apple 純正の Magic Mouse や Magic Trackpad、もしくは横スクロール対応マウスであれば良いのですが、これらでは無い場合、「横スクロールだと不便」というケースもあるかもしれません。 こういった場合、Kindle の設定を変更することで「縦スクロール」に変更することが出来ます。

macOS で VSCode を CLI から起動する

macOS で Visual Studio Code を利用する際、ランチャーから起動することも多いのですが、CLI からも起動出来ると便利です。 Visual Studio Code をインストールした直後は「CLI からの起動」は出来ないのですが、Visual Studio Code 標準機能で「CLI からの起動」を実現することが出来ます。 今回はその手順をメモしておきます。

Mountpoint for Amazon S3 で S3 Bucket を自動マウントする

AWS の S3 Bucket を Linux のファイルシステムとしてマウントするには下記の選択肢があります。 下記のうち、s3fs は最も古いようですが、パフォーマンス比較すると「goofys の方が処理速度が早い」と結論づけている方が多いようです (※ 私は s3fs を試したことがありません)。 Mountpoint for Amazon S3 は最も後発です。 AWS 自体が開発に参加しているようですが、現時点でも「/etc/fstab をサポートしない為、起動時に自動マウントする」ということが出来ないようです。 この「自動マウント」については後述します。

これらに関して、過去に幾つかのメモを書きました。 その一部が下記です。

上記のメモを書いた時点では、Mountpoint for Amazon S3 のインストールは「ソースコードからビルドする」手順が公式にガイドされていました。 ですが、現時点では RPM / DEB 形式のパッケージが提供されている為、インストールが簡単になりました。 今回は改めて、Mountpoint for Amazon S3 のインストール手順をメモしておきます。

Amazon Linux 2023 をアップグレードする

放置してあった (!) Amazon Linux 2023 へ久しぶりにログインしたところ、ログイン時に以下のメッセージが表示されました。

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A newer release of "Amazon Linux" is available.
  Version 2023.1.20230906:
  Version 2023.1.20230912:
  Version 2023.2.20230920:
  Version 2023.2.20231002:
  Version 2023.2.20231011:
  Version 2023.2.20231016:
Run "/usr/bin/dnf check-release-update" for full release and version update info
   ,     #_
   ~\_  ####_        Amazon Linux 2023
  ~~  \_#####\
  ~~     \###|
  ~~       \#/ ___   https://aws.amazon.com/linux/amazon-linux-2023
   ~~       V~' '->
    ~~~         /
      ~~._.   _/
         _/ _/
       _/m/'

今回は Amazon Linux 2023 のアップグレード手順をメモしておきます。