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vSphere 仮想マシンのハードウェアタイムスタンプサポート状況

PTP による NIC のハードウェアタイムスタンプ (等) 対応状況を確認するには ethtool -T を使用します。 vSphere 上の仮想マシンの場合、ネットワークアダプタ種別を選択出来ます。 これらのネットワークアダプタごとに ethtool -T した場合の結果をメモしておきます。 今回は Ubuntu 22.04.1LTS 上で実行しました。

cron から venv 環境の Python スクリプトを実行する

Python スクリプトを実行する為、以下のように /opt/sample ディレクトリ配下に .venv という venv 環境をしたとします。

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cd /opt/sample
python3 -m venv .venv

この環境に対して venv 環境を意識した Python スクリプトを実行するには (システム全体の Python では無く) 以下のように venv 環境内の Python を指定します。 下記の例では /opt/sample/.venv/bin/python3 のように venv 環境内の Python を指定しています。

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0 0 * * * root cd /opt/sample/ && /opt/sample/.venv/bin/python3 script.py

Python スクリプトを Windows 用の .exe へ変換する

Python で作成したスクリプトを Windows 環境に配布したい場合、pyinstaller で .exe 化してしまう、という方法があります。 pyinstaller 実行時のオプション次第でもあるのですが、「ランタイムや関連ライブラリを全て .exe に同梱してしまい、配布先環境に Python 本体やライブラリが無くても動作させる」ということも可能です。

予め、pyinstaller をインストールしておきます。

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python3 -m pip install pyinstaller

後は必要に応じて、以下いずれかの実行コマンド (等) を実行するだけです。

関連ファイルを含める? アイコンを指定する? 実行コマンド
X X pyinstaller sample.py
X pyinstaller sample.py --onefile
pyinstaller sample.py --onefile --ico=favicon.ico

これで dist ディレクトリ配下に .exe ファイルが生成されます。

tar コマンドで OVA ファイルを取り扱う

以前に以下のメモを書きました。

前回、Ubuntu 18.04LTS ベースの TE エージェント新規インストールはサポート終了 というメモを書きましたが、このメモに伴いリリースされたばかりの ThousandEyes OVA ファイルを題材に、tar コマンドを使った OVA ファイルの取り扱い方を改めてメモしておきます。

Ubuntu 18.04LTS ベースの TE エージェント新規インストールはサポート終了

従来、ThousandEyes の仮想アプライアンスは Ubuntu 18.04LTS ベースでした。 ですが、Enterprise Agent Support Lifecycle に記載されているように現行の「Ubuntu 18.04 LTS ベースの仮想アプライアンスやカスタムイメージ」は End of Installation Support を迎えました。

Operating System Version End of Installation Support End of Support End of Life
Ubuntu 18.04 LTS ("Bionic") 2023-01-31 2023-04-30 2023-06-30
Ubuntu 20.04 LTS ("Focal") 2025-01-31 2025-04-30 2025-06-30

その為、仮想アプライアンスやカスタムイメージのベースは Ubuntu 20.04LTS へ移行されています。 これらは ThousandEyes の 2023/2/1 の Changelog に詳しく記載されています。