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Ubuntu 24.04LTS 上で CML 用の VyOS 1.5 系イメージを作成する

以前に以下のメモを書きました。

VyOS は Get VyOS から VyOS nightly builds 版をダウンロード出来、現時点ではバージョン 1.5 系 (circinus) が公開されています。 ですが、公開されているのは .iso ファイルだけであり .qcow2 ファイルはリリースされていません。 そこで今回は CML 上で利用出来る VyOS の .qcow2 イメージを作成します。 尚、後述する理由から「cloud-init は無効」のイメージを作成します。

pybatfish 2024.7.22.1569 では bfq や load_questions が廃止

pybatfish の古いバージョンでは bfqload_questions というモジュールが必要でした。 ですが、これらのモジュールは廃止になっているようです (おそらく pybatfish: delete legacy default session #907) のあたり?)。 基本的には Session を利用することで Batfish に接続出来るようです。 今回は「新しいバージョンでのサンプルスクリプト」をメモしておきます。

Markdown を Marp で PDF や PowerPoint へ変換する

Marp を使うと Markdown で書いたドキュメントを HTML や PDF、PowerPoint などの形式で出力することが出来ます。 今回は Marp CLI を使って Marp の出力例を確認してみました。

今回は利用していませんが、実際に Marp を利用するには VSCode に Marp for VS Code を追加し、リアルタイムプレビューを活用しながら編集するのが便利です。

尚、Marp で生成した PowerPoint は直接、そのまま編集は出来ない点に注意です。 どうしても編集したい場合は「Marp から PDF で出力し、それを Adobe Acrobat などで PowerPoint 形式でエクスポートする」ことで編集出来るそうです (実際の動作は未確認)。

Python で CiscoConfParse2 を使って Cisco コンフィグから必要部分を抽出する

Python の ciscoconfparse を使うと Cisco 機器のコンフィグファイルから必要な箇所を抽出することが出来ます。 このライブラリに関して以前に以下のメモを書きました。

このライブラリは後継になるバージョン 2 が別パッケージとしてリリースされています。

バージョン 1 のページには「バージョン 2 へアップグレードすべき理由」として下記の記載があります。

  • It supports all major network vendor text configuration files (Arista, Cisco, F5, Juniper, Palo Alto)
  • It supports searching across any number of configuration levels (ciscoconfparse only supports two config levels : a parent and child)
  • It adds a string methods so you don't need to use regex matching if you don't want to
  • It adds a CLI command
  • Revamped documentation
  • It simplifies the user interface and fixes broken ciscoconfparse default parameters (this could require changing old scripts using the original API)
  • It intentionally uses a new python import to minimize confusion between itself and the original

今回は ciscoconfparse2 のチュートリアルページに掲載されている簡単な使い方をメモしておきます。

Apple デバイス間でのクリップボード共有を無効化する

ユニバーサルクリップボードを使って Apple デバイス間でコピー&ペーストする に記載されていますが、Apple 製品には同じ Apple ID でログインしているデバイス間でクリップボードを共有する「ユニバーサルクリップボード」という機能があります。 デフォルトで有効化されていますが、この機能を無効化する方法をメモしておきます。

ThousandEyes のアラートを Microsoft Teams へ通知する

以前に Microsoft Teams へ Workflow として Webhook を設定する で言及しましたが Retirement of Office 365 connectors within Microsoft Teams に記載されている通り、Microsoft Teams へ Connector 経由の Incoming Webhook でのメッセージ受信はサポートされなくなり、今後は Power Automate による Workflow でのメッセージ受信へ移行していくことになります。 ですが ThousandEyes の Custom Webhook で用意されているデフォルトテンプレート に記載した「ThousandEyes の Custom Webhook で Microsoft Teams へメッセージ送信するプリセット」は今後は廃止される Incoming Webhook を前提したものになっており、少なくても現時点で Workflow に対応したプリセットは用意されていません。 つまり、ThousandEyes 上で Microsoft Teams へのアラート通知を行うには現状、以下の整理になります。

新/旧 通知方法 プリセット設定の有無 備考
Connector による Incoming Webhook 有り 事前準備されているプリセットを利用可能
Power Automate による Workflow 無し (プリセットが無い為) 手動設定が必要

そこで今回は手動で ThousandEyes に Custom Webhook を設定し、Power Automate による Workflow へアラートを通知する設定方法をメモしておきます。