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VCSA のパスワード要件を変更し、簡易な root パスワードを変更する

vSphere 7.0 における VCSA のパスワード要件はデフォルトで以下です。

  1. 過去の 5 件のパスワードでないこと。
  2. 6 文字以上であること。
  3. アルファベットの大文字を 1 つ以上含んでいること。
  4. アルファベットの小文字を 1 つ以上含んでいること。
  5. 数字を 1 つ以上含んでいること。
  6. 英数字以外の文字を 1 つ以上含んでいること。
  7. 辞書にある語を含めることはできません。

検証環境であればセキュリティは意識せず、root パスワードに簡易なものを設定出来た方が便利な場合もあると思います。 今回は VCSA のパスワード要件を変更し、簡易な root パスワードを設定する手順をメモしておきます。

VCSA 管理コンソールのパスワードをリセットする

管理コンソール (VCSA のアドレスの 5,480 番ポート、具体的には http://ADDRESS:5480/) へアクセスしますが、root ユーザのパスワードが有効期限切れになっている為、ログイン出来ない場合があります。

file

こういった場合での root ユーザのパスワードリセット手順をメモしておきます。

IP アドレス計算をする「ipcalc」コンテナを Nginx Proxy 環境下で動作させる

以前に IP アドレスの計算をしてくれる Web アプリケーションを作成したのですが、distroless を使ったマルチステージビルドの練習をすべく、この Web アプリケーションを docker コンテナイメージにしてみました。 作成した Docker コンテナイメージは以下で公開しています。

この Docker コンテナイメージを Nginx を使った HTTP Proxy 配下で動作させる方法をメモしておきます。

Sastre で Cisco SD-WAN の全体コンフィグをバックアップ / リストアする

以前に viptela モジュールを使い CLI から vManage を操作する というメモを書きました。 Sastre を使うと Cisco SD-WAN 環境のコンフィグをバックアップ / リストア / 削除などを CLI から簡単に行うことが出来ます。 今回は Sastre を使ってコンフィグ全体をバックアップ / リストアする手順をメモしておきます。 作業は Rocky Linux8 上で実施しました。

ざっと両者を比較した印象は以下の通りです。

対象 説明
viptela 個別コンフィグのバックアップ / リストアに向いている
Sastre 全体コンフィグのバックアップ / リストアに向いている