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CentOS7/8 に ripgrep をインストールする

ripgrep (通称 rg) は Rust で作られたコマンドラインツールです。 grep と同じくファイル中の文字列を検索出来ますが、非常に動作スピードが速いです。 grep で再帰検索させる場合は find と組み合わせて利用するケースが多いと思いますが、ripgrep は単体で再帰検索可能です。

WSL へ neovim をインストールする

先日、CentOS8 に neovim をインストールする というメモを書きました。 WSL (Ubuntu) 環境にも同じ手順でインストール出来るのですが、WSL 環境では FUSE が有効になっていない為、ダウンロードしてきた appimage を展開して利用する必要があります。 1 行コマンドを実行するだけなので面倒では無いのですが、今回は WSL へパッケージマネージャの apt を使って neovim をインストールする手順をメモしておきます。

CentOS8 に neovim をインストールする

CentOS7 であれば yum で Fedora の EPEL を追加することで neovim を追加することが出来るようです。 しかし、FedoraProject の EPEL リポジトリは、7 系 OS 用の n 行には neovim が存在するものの、8 系 OS 用の n 行には neovim が存在しないようです。

CentOS8 の場合は以下のように GitHub の Releases ページからバイナリをダウンロードすることでインストール可能です。

AWS NLB は Source IP/Port を維持するが DSR 動作はしない

AWS Black Belt Online Seminar は毎回、素晴らしい内容です。 2017 年公開の資料なので、最新の情報ではありませんが NLB の基本的動作については ELB Update - Network Load Balancer (NLB) と関連サービス に分かりやすく、且つ、丁寧にかかれています。 この資料の P.20 に下記の記載があります。

  • クライアントの Source IP と Port が、そのまま Target まで届く
    • Target はクライアントと直接通信しているかの様に見える
    • 実際は、行きも帰りも NLB を通っている (DSR ではない)
    • IP Target (後述) の場合は保持されず、NLB からの通信となる
      • Direct Connect は接続されている VPC からのみ通信可能なので、こちらで回避

Instance Target で NLB を設定すると分散対象のサーバでは送信元パケットで「クライアントのアドレス」が確認出来る為、一見すると「NLB は DSR 動作している」ように見えますが、上述の Black Belt 資料に記載がある通り、実は DSR 動作をしていないそうです。 今回は検証環境で実際のトラフィックフローを確認してみました。