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Cisco ACI で Deny Filter を利用する

Cisco ACI で通信の許可 / 拒否を制御するには Contract を利用しますが、特に「拒否」を制御するには Taboo Contract を利用する方法があります。 しかし、Taboo Contract は「必ず Provider 側にしか設定出来ない」や「特定の EPG との間にだけ、設定することは出来ない」などの制約があります。 ケース・バイ・ケースではありますが、場合によっては Deny Filter を利用する方が柔軟に通信制御を行うことが可能です。

ACI で AppEpg を shutdown した場合の動作

従来のスイッチデバイスであれば、一時的に通信を行えないようにしたい場合は「SVI を Shutdown する」という手法が取れました。 Cisco ACI の場合、近い手法として以下が考えられます。

  1. AppEpg を Shutdown する
  2. BD Subnet で No Default SVI Gateway を設定する

但し、このふたつの設定は若干動作が異なります。 今回はこれらの動作の違いについてメモします。 尚、動作確認は 5.0(2h) 環境で実施しました。