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CML に MikroTik CHR 6.47 を追加する
以前に Cisco CML で SD-WAN (vEdge / cEdge) を検証出来るようにするというメモを書きましたが、CML では任意のノードを追加することが出来ます。 勿論、ルータに IOSv を用いても良いのですが IOSv は起動が遅く、(デフォルト状態では) 多少のスペックを要求するので、特殊な要件が無ければ MikroTik CHR で代用することも可能です。 CHR は消費リソースが少なく、数秒で起動するので私の場合は「Static Route だけ使えれば良い」「OSPF だけ使えれば良い」といった場合に CHR を使っています。 今回は CML に CHR を追加する手順をメモしておきます。 今回は現時点の安定版である 6.47 を使いました。
CML でパケットをキャプチャする
VIRL でも可能だったパケットキャプチャ機能ですが、CML でも可能です。 しかし、GUI から直接キャプチャファイル (.pcap や .pcapng) からダウンロードすることは出来なくなりました。
CML での IOSv コンフィグ・テンプレート (TELNET / SSH)
以前に VIRL などで検証する際によく使う設定をメモしておきました。
- Cisco VIRL でよく使う「検証用コンフィグ・テンプレート」
- Cisco へ SSH ログイン出来るようにするには(IOSv / XRv / CSR1000v / NX-OSv / ASAv)
- IOS へ公開鍵認証方式を使い、パスワード無しで SSH ログインする
- Cisco VIRL でよく使う「検証用コンフィグ・テンプレート」(2019/04/19 版)
今回は CML で IOSv を利用する場合に備え、以下 3 パターンのコンフィグ・テンプレートを用意したのでメモしておきます。
- TELNET
- SSH (パスワード認証)
- SSH (公開鍵認証)
CML で起動前にコンフィグを設定しておく
VIRL 同様、CML でもノードの起動前に予め設定を行っておくことが出来ます。
ノードを選択し Edit Config タブからコンフィグを設定します。
CML に Cisco SD-WAN ノードを登録する際の ID / Label 情報
CML に Cisco SDWAN 関連のノード定義を追加する際の ID や Label 値をメモしておきます (自分用)
CML で WAN Emulator を使い、品質が悪い回線を再現する
※ 後で思い出したのですが、VIRL にも遅延 / ジッタ / ロスの再現機能はありました。
「品質の悪い WAN 回線でネットワークがどのように動作するか?」を確認したい場合、WAN エミュレータを使います。 (VIRL にはありませんでしたが) CML では WAN Emulator が追加されたので、特別な用意や追加の設定無く、すぐに WAN エミュレータ機能を使い始めることが出来ます。 今回は CML に追加された WAN Emulator の簡単な使い方をメモしておきます。
CML でノードと外部ネットワークをレイヤー 2 接続する
CML 上でノードを外部ネットワークと接続するには External Connector を使います。 ですが、デフォルトで External Connector は NAT 接続を提供します。 「直接、外部とレイヤー 2 接続したい」という場合は External Connector の設定を変更する必要があります。
Cisco CML で SD-WAN (vEdge / cEdge) を検証出来るようにする
CML for Personal はデフォルトだと Cisco SD-WAN 関連のコンポーネントは同梱されていません。 ですが、正規に Cisco SD-WAN 関連のコンポーネントを入手する手段さえあれば、GitHub の CML Community で公開されている情報を参考に、SD-WAN の検証環境を構築することが出来ます。 今回は CML 上でバージョン 20.1.1 系の SD-WAN 検証が出来るようにする手順をメモしておきます。
Cisco ACI 5.x 系で vPC 設定を行う
(3.x 系までと異なり) Cisco ACI 4.x 系以降では vPC のスイッチペアを設定する設定が移動しました。 設定内容自体は変わらないのですが、設定箇所をメモしておきます。