ESXi 7.0.3 で Web UI のセッションタイムアウトを無効化する

以前に以下のメモを書きました。

• vSphere 7.0 で vCenter / VCSA の パスワードを無期限にする
• vSphere 6.7 でパスワードを無期限にする

今回は (vCenter では無く) ESXi 単体でセッションタイムアウトを無効化する手順をメモしておきます。 今回は ESXi 7.0.3 で確認しました。

ESXi のセッションタイムアウトを無効化する

ESXi の Web UI セッションタイムアウトは ホスト → 管理 → システム → 詳細設定 → UserVars.HostClientSessionTimeout で設定出来ます。 デフォルトでは 900 秒 (15 分) に設定されています。

0 に設定することで「無期限」に設定出来ます。

デフォルトでパスワード期限は 99,9999 日間

VMware Host Client でのパスワードとアカウント ロックアウト ポリシーの構成 に記載されていますが、パスワード関連で設定可能なポリシーは以下などです。

用途	項目
必要なパスワードの長さ、文字の種類の要件、または許可パスフレーズを構成する	Security.PasswordQualityControl
ユーザーごとに記憶するパスワードの数を構成する	Security.PasswordHistory
パスワード変更までの最大日数を構成する	Security.PasswordMaxDays
ロックアウトするまでに許可されるログイン試行失敗の最大回数を構成する	Security.AccountLockFailures
ユーザーのアカウントがロックアウトされる期間を構成する	Security.AccountUnlockTime

デフォルトでパスワードの有効期限は 99,999 日間になっています。