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Windows 7 評価版でライセンス認証までの猶予期間を延長する
Windows 7 Enterprise 評価版 は最大 90 日まで利用出来るのですが、10 日入内にライセンス認証を実施する必要があります。期限内にライセンス認証を実施しない場合は以下のような制限があります。以下は Windows 7 Enterprise 評価版の「ご使用に関するガイドライン」から抜粋です。
Mac mini を RAID0 構成にして、ディスク I/O を改善する
Mac mini は価格も手頃で、自宅用サーバ(?)にもってこいです。MacMini のMid 2010 モデルの上位モデルにするとストレージは 500G x 2 台構成となりますが、これは単純に「別々のボリューム」として設定されています(RAID 構成にはなっていません)。
そこで全く同じハードウェア構成の Mac mini(CPU = Intel Core 2 Duo 2.66GHz, メモリ = 8G, HDD 500G x 2台)で xbench を使い、デフォルトの構成と RAID0 構成とでディスクのベンチマークを取得してみました。余談ですが、RAID 自体の作成は Mac OS X 標準の「ディスクユーティリティ」で可能ですが、起動パーティションを RAID 化するには (1) 一時的に外部ドライブで起動させて通常の起動ドライブを RAID 化する方法か、もしくは (2) OS をインストールし直し、その際、RAID 化してしまう、という、何れかの方法を選択することが可能です。(1) の方法を取る場合、Carbon Copy Cloner といったツールを使うと効率良く作業が可能だと思います。
参考までに MacBook Early 2008 モデル(CPU = Intel Core 2 Duo 2.4GHz, メモリ = 4G, HDD 250G x 1台)と iMac(CPU = Intel Core i5 2.66GHz, メモリ = 8G)でのベンチマーク結果も記録しておきます。
Windows 向けにファイルやフォルダを圧縮するには
Mac でファイルやディレクトリを圧縮すると、「.DS_Store」という Windows ユーザにとっては不要なファイルが含まれてしまったり、文字化けが発生したりと不便です。しかし、MacWinZipper というツールを使うと、こういった問題が解消します。以下は MacWinZipper のホームページから抜粋です。
Macで作ったzipファイルをWindowsユーザーへ渡したときに起こる2大トラブル「余計なファイルの混入」「ファイル名の文字化け」を防いで、クリーンにzipアーカイブすることに特化したシンプルなアプリケーションです。
細かい設定も必要ありません。ファイルやフォルダを、アイコンへドラッグ&ドロップするだけの簡単操作。Dockに登録してお使いになると便利です。
もちろん作ったzipファイルはMacでもそのまま展開できます。その場合、Mac特有の付加情報であるリソースフォークなどは取り除かれています。(OS標準のアーカイブユーティリティのご使用を推奨します)
単に MacWinZipper をインストールしただけでも便利ですが、(Windows で右クリックして表示されるコンテキストメニューのように)右クリックして圧縮出来ると便利(かも)知れません。そこで、Automator を使って MacWinZipper を右クリックメニューに追加します。
Mac で Cisco シミュレータ「GNS3」環境を構築するには
GNS3 を使うと、IOS さえあれば手軽に Cisco の検証が出来ます(※ JUNOS 等、qemu 上で動作するものも検証出来ます)。Mac OS X 上に GNS3 をインストールする際の手順を簡単に記載しておきます。
手元の GNS3 3.0.7.2 上では IOS 15.x も問題無く、動作しています。
双方向 NAT(ダブル NAT)を設定する
Cisco 機器に NAT 設定を施す場合、Outside / Inside、Local / Global という用語を理解していることが重要です。要約すると、これらの用語は以下のように使われます。
polipo と Google Public DNS で Web を高速化する
polipo は個人で動作させることを念頭において作成された、ローカル Proxy です。キャッシュ、HTTP 1.0 アクセスの HTTP 1.1 化、パイプライニング処理といった工夫を行い、Web アクセス(HTTP や HTTPS によるアクセス)を高速化させます。また、Web アクセスが改善すると、次は DNS による名前解決にかかる時間がボトルネックになる可能性がある為、今回は http://code.google.com/intl/ja/speed/public-dns/ を使って DNS の応答速度の向上にもチャレンジしてみます。
玄箱 PRO(KUROBOX-PRO)に Debian をインストールする
初代玄箱 を使っていたのですが、老朽化してきたので玄箱 PRO を新規購入して、新たにファイルサーバを作り直しました。以下のページを参考に、玄箱 PRO には Debian をインストールすることにしました。
- http://w3.quake3.jp/sushi-k/wp/?p=93
- http://www.ellinikonblue.com/PukiWiki/index.php?Debian%20%B8%BC%C8%A2%20Pro%20%A4%CB%A4%B9%A4%EB
- Installing Debian on the Kurobox Pro | Martin Michlmayr
NetworkMiner でパケットキャプチャデータからファイルを復元する
@IT の 第3回 「鍵は“J”の中にあるよ」CTF by ダークナイト解答編 という記事中で NetworkMiner というネットワークフォレンジックツールが紹介されていたので試してみました。NetworkMiner はインストール不要で、NetworkMiner.exe をダブルクリックすれば実行出来ます。
上部のドロップダウンリストからキャプチャしたいインターフェイスを選び、右側の「Start」ボタンを押せばキャプチャ開始です。キャプチャを終了するには、更に右側の「Stop」ボタンを押します。キャプチャ終了後は NetworkMiner.exe と同じディレクトリに AssembledFiles ディレクトリ(私の環境では「C:\Program Files\NetworkMiner-0.91\AssembledFiles」)が作成され、そのディレクトリ以下にホスト名ディレクトリ、プロトコル名ディレクトリが作成され(私の環境では「C:\Program Files\NetworkMiner-0.91\AssembledFiles\10.0.1.168\FTP - TCP 20」)、その中にキャプチャしたデータから復元されたファイルが保存されます。